「vinyl 狂時代」も面白いです
ぽにょっ会で翻訳している김중혁さんの短編集「楽器たちの図書館」
ただいま、2作目の「マニュアル・ジェネレーション」を訳している最中ですが、今日、歯科の待ち時間に、3作目の「비닐광 시대(vinyl狂時代)」をどんな感じかパラパラ見てみよう、と読み始めたら、面白くて、帰りにカフェでお茶しながら読んでしまいました。
DJのタマゴ?の主人公は、レコード盤をスクラッチして会話したり、とってもイマドキの若者。
それが怪しいおじさんに出会って、ちょっとサスペンス風な展開に・・・
「マニュアル」といい、作者の若い感覚が光ってる感じです。
次の「楽器たちの図書館」までの4作は、すべて音楽がらみで、DVDやコンピュータが当たり前に登場。ニューウェーブ作家、というのもうなずけます。
著者の紹介に生年はありませんが、2000年に作家デビュー、とあるのと、写真を見ると、30代後半くらい?かな?
あと4つの短編も早く読みたい~
すごく楽しみになってきました
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