« 「マニュアルジェネレーション」担当部分その①前半 | トップページ | 김중혁さんのブログ »

2011年2月11日 (金)

「マニュアルジェネレーション」担当部分その②後半

前回の続き。53~54ページの部分についてです。

①p53の6行目 속에 받쳐입은
받쳐입다 ていう動詞、初めて知りました。へえ~、こんな言い方するんだ~、と感心してしまいました。「支えて着る」→「中に着る」。でも속에もあるから、「中に中に着る」?
「インナーとして着ている」とか、無理矢理な訳も考えましたが、なんかファッション誌みたいで、この文章には合わないと思い、単に「中に着る」としました。

②p53の6行目終わり~8行目 화끈한 ........봄날씨였다.
面白い比喩表現ですが、訳しにくい!
思い切って、「夏が熱狂的なコンサートだとするなら」と、仮定の比喩だとわかりやすくしてみました。どうでしょうか?みなさんがどうされたか、聞きたいところです。

③p53の13行目 지나친 겸손은 자만의 친구
直訳は「度が過ぎる謙遜は自慢の友達」ですが、「友達」は同類、みたいな意味かと思い、「友達」だとあまりにもわかりにくい気がして、「仲間」としてみました。
これもみなさんがどう訳されたのか、お聞きしたいです。

④p53の14行目 반대쪽을 선택한 겁니다.
「反対側を選択したのです」・・・??
ここは何を言ってるのか、意味がよくわからなかったです。
この主人公一流の冗談でしょうが、ついていけない~wobbly
謙遜しすぎ=自慢、だが、自慢しすぎ=謙遜ではない。だから、反対側、つまり謙遜を選んだ。。。。
→自慢したいところだが、素直に自慢すると謙遜にならず傲慢になるかもしれないので、あえて謙遜して=自慢を目指した。みたいなことかと考え、「裏を狙ったんです」なんてしました。
でも、果たしてこんな解釈で合ってるのでしょうかsad


nikkaさんもおっしゃってましたが、補助用言がくっついた複合語が多用されてますね。
中でも私は、~놓다 が目につきました。
日本語には現れないことが多いのに、韓国語らしい表現なのか、と勉強になりました。

それから、本当に「自動ピアノ」を思い出させるところが時々ふっと出てきて、思わずう~ん、と唸っていました。

私は、全体の中で、球体のオルゴールを聞いている場面がいちばん好きです。
玉の上に音楽の木ができて、きれいなオルゴールの音の実がぱらぱらとふんわりと落ちていく・・・ 沈黙の中、空気の密度が上がる・・・ それまでの会社の雰囲気とは対照的で、よけいに静けさと清冽さが感じられて、いいですshine

|

« 「マニュアルジェネレーション」担当部分その①前半 | トップページ | 김중혁さんのブログ »

ぽにょっ会」カテゴリの記事

コメント

②これ、ひがなおさんの訳を見て、すっごくいいgoodと思いました。私はダラダラと直訳しましたcoldsweats01大興奮の公演を準備している夏の前座として雰囲気を盛り上げるために登場したオープニングバンド・・・

③「度を越した自慢は謙遜の友」と、ことわざっぽく訳しました。

④は、逆は必ずしも真ではないということかと思って、「逆を選びました」と。でも、「選んだ」という動詞がイマイチ。

目に見えない音が目の前に浮かぶような表現が多いですね。でも、既存のイメージのせいか、私は音というとnoteのマークが浮かんでしまうのですよねぇ。

投稿: テラ | 2011年2月12日 (土) 11:20

③ですが、ひがなおさんの訳ですっと頭に入りましたが、テラさんみたいに諺風に訳すのも良いですね(^^)。
④ですが、ひがなおさんの解釈を今読んでから、訳を今一度読み返してみました。そこも何もつっかからずに読んでいたのでした。「裏を狙った」はとても分り易かったと思います。

投稿: ハーちゃん | 2011年2月12日 (土) 19:59

>テラさん
③なるほど、「友」とするとことわざっぽくていいですね。
④そうなんです。「選択」「選ぶ」という動詞をどうしたものかと・・・。
作者の意図をとらえて、それを日本語に適切に移す、というのは本当に難しいですねbearing

投稿: ひがなお | 2011年2月16日 (水) 11:24

>ハーちゃんさん
コメントありがとうございます。
分かりやすかったですか?
日本語として分かりやすく、を追求すると、作者の意図と離れてしまわないか心配で・・・。
韓国語と日本語、両方の感覚をもっとアップupさせたいです~。

投稿: ひがなお | 2011年2月16日 (水) 11:26

①最初「中に着ている」としたのですが、思いなおして「インナーの」に変えてしまいました。これはやはりファッション業界の用語かしら?

③「謙遜が過ぎると自慢と同じだといいますよ。」と、친구から逃げてしまいました^^;きまり文句っぽく「友」がよさそうですね。

④は、意味がよくわかりませんでした。皆さんの解説と訳をじっくり読ませていただいたのですが、頭が混乱するばかりで
何が順で何が逆?何が表で何が裏?
…このロジックがいまだにわかりません。バカね、私って。

投稿: ゆう | 2011年2月17日 (木) 21:25

遅くなりました。

화끈한~の一文、ほんとにナイスです!
私は、なんだかよくわからないことになってます…たすけて~
「熱い夏のステージが繰り広げられる、ムードを盛り上げるためにやってきた前座バンドのような、ポカポカ陽気だ。」
ポカポカ陽気ってなんなんだ…明らかにやりすぎです。

지나친 겸손은 자만의 친구は、
「~自慢に入る」と言い切ったのですが…
私も、テラさんのことわざ風に一票!です。
それにしても~의 친구という言い方いいですよね。他にも活用できそうじゃないですか?
ちょっとかわいらしい感じで、相手に嫌な思いをさせずに済みそうですし。

반대쪽을~のところ、私も「ん?」と思考がストップした部分で^^;
実は直訳で置いてあります。
「真逆のことを言ったのですよ」という言葉面のはわかるのですが、ゆうさん同様、感覚として掴めない。
みなさんと直接お会いして、説明していただきたいくらい(笑)

投稿: おけいはん。 | 2011年2月20日 (日) 23:37

前半部分)p52 11行目
제가 제대로 들은 건지 모르겠네요
は? 今、なんとおっしゃいました?」

②p53の6行目終わり~8行目
화끈한 ........봄날씨였다.
「夏がホットな公演を準備している間に、雰囲気を盛り上げるのに登場したオープニングバンドのような春の日だった。」

③p53の13行目
지나친 겸손은 자만의 친구
「謙遜しすぎるのは自慢の裏返し」

④p53の14行目
반대쪽을 선택한 겁니다.
「自慢しすぎるのは謙遜の裏返しにはならないから、謙遜する方にしたんですよ。」

以上のように訳しました。
自分の訳と比べながら、ひがなおさんの訳は「とてもこなれているな~wink」と思うところが多かったです。


投稿: nikka | 2011年2月22日 (火) 12:56

>おけいはん。さん
コメントありがとうございます。
~의 친구って言い方、ほんとにいいですよね。
可愛らしくちょっとだけひねって、ことわざ風で。
ことわざや四字熟語が日本よりは生きている韓国っぽい表現だな、と思います。

반대쪽을~は、やはり皆さん立ち止まったところなんですね。
ホント、作者にお会いして解説していただきたいです。

投稿: ひがなお | 2011年2月24日 (木) 12:07

>nikkaさん
②화끈한を「ホットな」、いいですねえ。
熱を帯びている感じの言葉がいいかと、私は「熱狂的」としましたが、この小説にはカタカナが合いますね。

③「裏返し」もなるほど~!

nikkaさん、お忙しそうなのに、コメントありがとうございましたheart01


投稿: ひがなお | 2011年2月24日 (木) 12:14

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1439924/38830920

この記事へのトラックバック一覧です: 「マニュアルジェネレーション」担当部分その②後半:

« 「マニュアルジェネレーション」担当部分その①前半 | トップページ | 김중혁さんのブログ »