「楽器たちの図書館」読み終えました
短編集「악기들의 도서관」(楽器たちの図書館) とりあえず最後まで読みました。
面白かったです
音楽と音がいつも背景に見え隠れし、キラキラしているような そんな印象を受けました。
最後の「엇박자 D」(題名の訳が難しい・・・)は、音楽の永遠の課題?음치「音痴」がテーマ。
何とも不思議で楽しいお話でした。
中で唯一、直接には音楽が一切現れない「무방향 버스」(無方向バス)は、ミステリーのような、ファンタジーのような感じで、読後、ず~っと残響が残っているみたいな気がしました。
最後に評論家の解説があるのですが、これがガチガチに固い。
いわゆる論説調で、わざわざなんでこんなに難しく表現するのか?て思います。
評論、てのはどこの国でも権威づけっぽくカタく書くものなんだな~
日本でもそうですもんね。
ぽにょっ会のみなさま、最後の手書きメッセージはもう読まれましたか?
김중혁さんが直接語りかけてくれるようで、嬉しいです
まだの方はぜひ、お薦めします。
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