1級2次面接行ってきました
昨日、ハングル検定1級2次面接試験を受けに大阪に行ってきました。
バスが大阪駅に近づくにつれ、やっぱり緊張~(°°;)))
地下鉄で一駅、大阪YMCA会館はわかりやすい場所でした。
面接時間の30分前くらいに受付に行き、控え室で待機。
リラックスするために控え室で待ってる方とお話したいな、と思っていたのですが、だーれもいなくて、あれ~?
しばらくして、女性が一人案内されて入って来ました。
何か慌てている雰囲気で話しかけるのがはばかられて・・・
そのうちすぐに係の方が呼びに来て、その方は面接に行きました。
私の前の順番の方だったようです。
到着がぎりぎりになってしまったようで、落ち着いて受けられただろうか、と心配になりました。
そうこうするうちに若い女性がまた入って来て、訊いてみると私の次の番の方でした。
しかし話もはずまないまま時間は過ぎ、私の番になりました。
控え室で軽くおしゃべり→リラックス、というもくろみは見事に崩れ、緊張MAXで面接室へ。
面接官は男性一人、女性一人。
やはりネイティブのようです。
席に着く前に「愛知県からですか。今日朝いらっしゃったんですか?」(もちろんすべて韓国語)と訊かれ、
「はい、バスで来ました」
「ほう~」(みたいな)
と、リラックスさせようと軽い話をしてくれました。
課題文を2分くらいで読んで、全部読んだらそう言ってください、と言われ、黙読スタート。
「얼굴(顔)」という題。
顔は各者各色。きれいだとか不細工だとかいうけれど、第一印象がイマイチ?でも好感を持つようになったり、見た目がよくてもだんだん嫌になったりする。
筆者が女学校のとき親しかった先輩が、筆者の友だちのほうと親しくなり、自分はかわいくなくて友だちはかわいいからだ、と顔のせいだと思った。
父親に、不細工に生まれたせいで・・・と恨めしく手紙を送った。人は見た目ではない、というような返事が来たが、当時の自分の慰めにはならなかった。
しかし考えてみれば、これまで顔のせいで損をしたり悪いことはなかった。
面白い?顔ねと言われても泰然と受け止められるようになった。
観相家も「容貌より心象(心相?)」という。
顔の出来不出来ですべてが決まるわけではなく、気持ち、心が大事。
・・・みたいな内容でした。
うろ覚えで、なにしろ緊張していたので解釈間違いも多々あると思いますが。
あと2,3行のところで「時間です。全部読みましたか?」と言われ
「え、いえ、もう少し・・・。もう少し読んでもいいですか?」
と言うと
「はい、どうぞどうぞ」
これは意外でした。
2分で切られるものとばかり思っていたので。
おかげで最後まで目を通してから
「はい、全部読みました」と言えました。
でももしかしてこれって、時間内に読めないというマイナスポイントになったかも・・・(ρ_;)
「では、声に出して読んでください。」
母音、子音、イントネーションに気をつけて読んだつもりです。
内容によって感情をこめて理解ができたアピールをするつもりだったのですが、やはりそこまではとてもムリ(。>0<。)
どうにかこうにかつっかえながら読んだ、て感じでした。。。
二人の面接官からかわるがわる質問がきました。
・どんな内容だったか簡単に話してください。
→上記のようなことを無理矢理話しました。
・筆者が女学校のときどんなことがありましたか。
→上記のエピソード。
・4行目の"부....."という単語はどういう意味ですか。
→初めて見ましたが、前後から 못생겼다 みたいな意味かと思います、と。(正確に思い出せません気になってて調べたいのですが・・・)
・下から4行目の"별.......지냈다"の部分を日本語にしてください。
→これは意外でした!日本語訳を求められるとは。なんとなくの意訳をしてしまいましたが。
・その下の行の'용모'をやさしい韓国語で言い換えると?
→외모 しか思い浮かばす・・・。終わってから、あ~생김새 があった!と思い出したのですが。日本人にとっては외모のほうが簡単なんです。。。
・'심상' を言い換えると?
→心象?心相?よくわからず文章の中から마음씨 と答えました。なんかちょっと違うような気も・・・。
課題文についてはこれくらいで(忘れている質問もあるかもしれませんが)、あとは個人的なことを訊いてきました。
・韓国語の勉強を始めてどれくらいですか?
・勉強を始めた契機は?
・どのようにして勉強してきましたか?
・検定試験を受けた理由は?
始めの二つは予想された質問だったので、だいたい準備したように答えました。
「どのように」の質問で、教室には通ったことがなく独学だ、と答えると、ほほう、それでどうやってここまで?みたいに食い付いて(?)きました。
調子に乗って、勉強を始めると同時に偶然韓国人の友だちができ、勉強したことをすぐに実践できた、とか
言語として面白い、とか話しているうちに、まとまりがつかなくなって何だかグダグダに・・・(´Д`;
さらに、試験を受ける理由って・・・と答えに詰まってしまい、勉強のモチベーションのため、とかますますグダグダに。
「では試験のために勉強するのですか?」と突っ込まれ、いや、試験は短期的な目標で、長期的には・・・、えっと・・・、え?私って長期的には何をしたいんだろう・・?とグダグダMAXになってしまいました。
とにかく頭に浮かんだことを一生懸命話したつもりですが、文末がきちんとしていなくて、~어서, ~고、~는데...でだらだら続いて、結局何を言いたいのかわからない。。。
今考えるとそんなふうになっていたと思います。
面接で話すべききちんとした言葉とはほど遠く、居酒屋でとめどなくしゃべっているみたいになってしまいました(´;ω;`)・・・
最後は「もう時間です」と話を止められ、終わりました。
面接官の方お二人はとてもソフトな口調で、話しているうちにリラックスしてきたような気がします。
受け付けの男性もとても親切でソフトな感じで有り難かったです。
そして、大阪駅に戻り、一人でランチ。
ああ言えばよかった、こう言えばよかった、と後悔することばかりで、あ~~、と唸りながら昼からソーセージでビールを飲むおばさん・・・
ヘンな人に見えたことでしょう。
その後、せっかく大阪駅に来たのだから、と大阪駅前第4ビルにあるミレ韓国語学院に行きました。
エレベータ前のポスター。
事前にメールして、前田先生はちょうど東京で韓国語教師研修の講師に出かけていてご不在とはわかっていたのですが、ここまで来たからには、と。
電話して、今いらっしゃるスタッフの方にご挨拶だけでも、とお願いしてお邪魔しました。
この日は期の境目で授業はなく、添削作業をしていた5人の先生方にお会いでき、教室を見せていただきました。
ミレのブログで1級面接の様子を詳しくリポートしてくださってとっても助けになったS先生がいらして、超ラッキー
お仕事中にお邪魔したのに快く迎えてくださった先生方、ありがとうございました。
それから、4月末にオープンした大阪駅一帯のグランフロント大阪をうろうろして見物してきました。
日曜日だからかすごい人出で、カフェはどこも行列。
おやつを食べるにもあちこち探して、結局並んで、ようやく美味しいワッフルを食べました(*^m^)
帰りも節約してバス
疲れたけれど充実した一日でした。
《反省点》
後半の質問は充分予想できた範囲だったのに全く準備不足でした。。
やはりこの手の質問は来ることを想定して、答える練習をしておけばよかったと後悔してます。
結果がくるまでモヤモヤですが、いい経験だったと前向きにとらえ、これからも精進したいと思います。
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