Praatを使った音読分析
一昨日大阪での「Praatを使った音読分析」セミナーに参加してきました。
ハンガンネットの主催で講師はミレ韓国語学院の前田真彦先生。
セミナーの様子はミレのHPに出ています。
イントネーション(抑揚)を可視化することができる、という音声分析フリーソフト、Praat。
前田先生の本や動画で紹介されているのを見てダウンロードしてみたことがあるのですが、全部英語なので使い方が分からず・・・(。>0<。)
そこでこのセミナーに参加して、基本的な操作を学んできました。
ノートパソコン持参で、USBからソフトをコピー。
とりあえず、サンプル音声とグラフを表示することはできるようになりました。
自分の音読を録音し、モデルと比較してみたり・・・。
左がモデル音声、右が私の音声です(^-^;
いろいろ違いはあるのですが、はっきりわかるのは、上部を見ると左のモデルには完全な空白があるのに対して、右には空白がありません。
つまり、モデルは意味の切れ目でたっぷりポーズをとっている、ということです。
意味で区切り、その間はなめらかにつなげる、と心がけているつもりでも、可視化すると全然ポーズになっていない、ということがわかりました。
下部はピッチグラフです。
しかしこのグラフ、雑音や息づかいなども表示されるため、不要な線もいっぱい出てきてしまいます。
とくに語のあとの自然減衰音がくっきりと出るので、不要な線の見極めに習熟するには、これからたくさんのサンプルにあたって訓練しないといけないようです。
今回、ブログつながりのヨギーニさんとセミナー前にランチをご一緒しました。
偶然にも同じ大学の後輩とわかり、(私が10年くらいセンパイです(;´д`))留学時代の話とか、通訳のお仕事の話とか、韓国語を仕事としている方のお話はとっても楽しくてためになり、もっとお話したかったです。
また、福山で韓国語教室を運営されているdocomodakeさんにもお会いし、またつながりができて嬉しいです。
思い切って大阪までわざわざ行ったかいがありました。
これから研究して役立てたいです。
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