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2014年2月

2014年2月25日 (火)

Praatを使った音読分析

一昨日大阪での「Praatを使った音読分析」セミナーに参加してきました。

ハンガンネットの主催で講師はミレ韓国語学院の前田真彦先生。

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セミナーの様子はミレのHPに出ています。


イントネーション(抑揚)を可視化することができる、という音声分析フリーソフト、Praat。
前田先生の本や動画で紹介されているのを見てダウンロードしてみたことがあるのですが、全部英語なので使い方が分からず・・・(。>0<。)

そこでこのセミナーに参加して、基本的な操作を学んできました。

ノートパソコン持参で、USBからソフトをコピー。
とりあえず、サンプル音声とグラフを表示することはできるようになりました。
自分の音読を録音し、モデルと比較してみたり・・・。

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左がモデル音声、右が私の音声です(^-^;

いろいろ違いはあるのですが、はっきりわかるのは、上部を見ると左のモデルには完全な空白があるのに対して、右には空白がありません。
つまり、モデルは意味の切れ目でたっぷりポーズをとっている、ということです。

意味で区切り、その間はなめらかにつなげる、と心がけているつもりでも、可視化すると全然ポーズになっていない、ということがわかりました。

下部はピッチグラフです。

しかしこのグラフ、雑音や息づかいなども表示されるため、不要な線もいっぱい出てきてしまいます。
とくに語のあとの自然減衰音がくっきりと出るので、不要な線の見極めに習熟するには、これからたくさんのサンプルにあたって訓練しないといけないようです。

今回、ブログつながりのヨギーニさんとセミナー前にランチをご一緒しました。

偶然にも同じ大学の後輩とわかり、(私が10年くらいセンパイです(;´д`))留学時代の話とか、通訳のお仕事の話とか、韓国語を仕事としている方のお話はとっても楽しくてためになり、もっとお話したかったです。

また、福山で韓国語教室を運営されているdocomodakeさんにもお会いし、またつながりができて嬉しいです。

思い切って大阪までわざわざ行ったかいがありました。

これから研究して役立てたいです。

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2014年2月15日 (土)

発音の勉強

ハン検1級合格のあと、それまでの勉強方法などについては後日、と書いてから、いつの間にか2か月近く経ってしまいました。

忘れないうちにできるだけ書いておこう、と思い出してみました・・・。


これまでにも記事にしましたが、まずは

発音についていちから考え直してみようと、この「発音ガイド」を少しずつ読んで、母音子音一つ一つの発音のしくみを確認しました。
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ほかに音声学の本を図書館で借りて、日本語の発音のしくみ、一般的な言語音についてなど、ふうむ、と興味深く読みました。
「発音する」ということについて根本的に考えるのもなかなか面白いです。


それからこの「KBSの韓国語標準発音と朗読」を練習。

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音読、シャドーイング、音読を録音して自己分析、アナウンサーと比較、を繰り返しました。
シャドーイングはいつも家事をしながら、歩きながら。

自分の声を録音して聞く、というのはかなり効果あります。
これを繰り返していると、会話や音読のときに声を発しながら客観的に聞くことができるようになるのではないかと思います。

そしてネイティブにチェックしてもらうため、Skype教室を探し、韓国語教師資格を持った先生に絞ってレッスンを受けてみました。

4人の先生に会いましたが、これといってクセや傾向を指摘されることもなく、
「お上手ですよー。面接で不合格ってそれはきっと緊張していたからでしょう」
みたいな感じでした。
ただ、数字を読む際に連音化させずに切って読んだほうがいい、とか
助詞と連音化がきれいにできていないところがある、とか
なるほど、と思うところもあり、それなりに収穫がありました。

自分に合った指導をしてくれる先生に会うことは難しいな、というのが実感です。
でもそれなりに自信につながったと思います。

最後に面接1週間前からは、想定される質問に対する答えを練習しました。
学習を始めた動機、学習方法、これからの目標、など。

こう書くと何かすごく勉強して準備したみたいですが、じつはそれぞれ時間はごくわずか。
日々の中でなかなかゆっくり時間をかけてはできません。

今考えても質量ともに準備は足りなかったと思います。

最後はいい意味で開き直ったのがよかったのかも(*´ェ`*)


これからも発音については追究していきたいと思っています。


                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  


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