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2016年4月 2日 (土)

「法廷通訳人」

これも少し前に新聞の書評で見て面白そうだったので、図書館で借りました。

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「法廷通訳人
~裁判所で日本語と韓国語のあいだを行き来する~」/丁海玉(チョン・ヘオク)

表紙の見返しにあるリード文を紹介します。

在日韓国人二世の著者は、二十数年にわたって韓国語の法廷通訳を努めてきた。被告人が話す言葉(韓国語)を、また裁判官、弁護人などの言葉(日本語)を通訳する。人が裁かれる法廷の場で、人生を左右する言葉をやりとりし、時には人間の苦い闇がえぐり出され、時には人生のきしむ悲痛な音を聞く。法廷通訳の難しさ、裁判員裁判への移行、そして日韓の言語と文化の違いから生じるさまざまな出来事を描く、法廷通訳人が見た法廷ドキュメント。

面白そうですよね!

はい、面白かったです!

とくに裁判員裁判のところは、臨場感があり裁判ドラマを見ているようでした。

守秘義務があるので具体的で細かいところは描写できないにもかかわらず、ぎりぎりのところまで表現しよう、という気持ちが感じられます。

ふたつの言葉のあいだで、言葉の谷間に落ちそうになりながら、ときに途方に暮れ揺れる気持ちが伝わってきます。

「完ぺきで正しい訳語、的確な言葉を追うほどに、ニュアンスや音のズレが深い言葉の谷間に逃げてしまいそうな気がする」

著者はかなり文章修業をされている方とお見受けしました。


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