尹東柱の詩を詠む「星をかぞえる会」
昨日「星をかぞえる会」に初めて参加しました。
先日刈谷での絵本多読の会に来られたFさんに尹東柱(ユンドンジュ)の詩を詠む会があるとお聞きし、さっそく連れて行っていただきました。
場所は名古屋大学キャンパス内のこじんまりした教室。
研究員として尹東柱の研究をされている先生が主催され、今回で3回目だそうです。
(5月3日訂正:正しくは今回で4回目でした)
今回の参加メンバーは学生さん5人と私を含め親世代3人。
学生さんはやはりK-POPファン、とか
小中学生のとき親が韓ドラにはまり一緒に見るうち興味を持った、とか
韓流ファン2世とでもいうべき方々が育っているな~、と実感しました。
今回一緒に詠んだ詩は2編
「위로(慰労)」
「팔복(八福)」
(5月3日追記:関連の深い「병원(病院) 」 と「슬픈 족속(悲しい族属)」も詠みました)
延世大学のサイトで見ることができます。
当日、直筆原稿のコピーもくださり、とても興味深いです。
ざっと訳してから、日本語版をいくつか比べて見たり、それぞれの解釈や疑問を話したり。
また、現代の詩として学生さんが提起してくれたK-POPの歌詞を訳してみたり。
それから韓国で出ている評伝を少しずつ読んでいきます。
まだ第1章の始めのほうだけ。
ドンジュの生家は旧満州でけっこう裕福な地元の名家だった、というところ。
当時第1次世界大戦で疲弊したヨーロッパに、満州から豆を輸出して農家は大もうけしていた、というところが印象深いです。
いつの世も戦争で苦しむ人々がいる一方、戦争のおかげで豊かになる人々がいる・・・
もっとどんどん評伝を読み進めてドンジュの詩を深く味わいたいです。
終了後はみんなでランチ。
いろいろおしゃべりも楽しみました。
「星をかぞえる会」は2か月に1度。
次回は6月。
楽しみです~(*^_^*)
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