10月の「星をかぞえる会」
尹東柱の詩を学ぶ「星をかぞえる会」。
2か月に1度、名古屋大学東山キャンパス内の教室で研究会を行っています。
今回は主宰の先生と学生さん世代3名、私含め親世代3名の7名で集まりました。
まず先生が最近出た復刻版の一部のコピーをくださいました。
中は縦書きです。
右が1948年(尹東柱没後3年)に出た初版本の復刻版。
真ん中と左は同じもので1955年版の復刻版。紙の厚さなどが違います。
今回は
간판(看板) 없는 거리
태초(太初)의 아침
또 태초(太初)의 아침
새벽이 올 때까지
の4つの詩編を読み、解釈や感想を述べ合いました。
停車場、プラットフォーム、ガス灯、電信柱など近代都市を想起させることばと、
季節や自然を思わせることばが一つの詩の中に融合している・・・
旧約聖書の世界観が色濃く見えるが、必ずしもすべてキリスト教的観点とは限らない…
などなど、いろいろ教えていただきました。
その中である方の感想にビックリ!
L'Arc~en~Ciel の曲の歌詞を思い起こさせる、通じるモノを感じる、というのです。
前回は学生さんが、あるK-POPのイメージと繋がる、とその歌を皆で聴いたりしました。
こういうのがとても面白いです!
一人で読んでいるだけでは気づくことのない、イメージの広がりを感じることができます。
それから今回もK-POPを1曲歌詞を読んでからYouTubeで聴きました。
後半は尹東柱の評伝を読んでいきます。
なかなか持って回った表現や、地名人名がわんさか出てくるので時間がかかり、3ページと少ししか進まず、まだ第1章が終わりません。
まだドンジュの曾おじいさんやおじいさんの話です(^^;)
次回は12月。楽しみです。
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