抑揚レッスン
先日、瀬戸市のヤンヘミ先生の韓国語教室で「抑揚レッスン」なるものをさせていただきました。
ヤンヘミ韓国語教室のブログ → コチラ
韓国語の抑揚(イントネーション)だけにフォーカスした単発レッスンです。
普段のレッスンでは文法や会話練習が中心で、抑揚だけを時間をかけて取り上げることはなかなか難しいのですが、じつは抑揚は韓国語においてとっても重要な要素です。
とくに日本語母語話者が苦手とすることが多い激音・濃音と平音の区別に欠かせません。
私自身、発音に関しては苦労してあれこれ工夫して自分なりに研究してきて、本当に抑揚の大事さを身に染みて感じてきました。
そんな話をヤンヘミ先生としていて、じゃあ抑揚だけに特化した特別レッスンをしましょう!
現在の進度に違いがあっても大丈夫だし、ほかのクラスの方たちと一緒に学べるいい機会になるし!
ということで始まりました。
昨年秋から今年にかけて3回行い、おかげさまで今回4回目。
ヤンヘミ先生の生徒さんたちはノリがよくて、熱心に取り組まれて、とてもやり甲斐があります。
今回は基礎編と実践編の2回連続として行いました。
抑揚は目に見えないし、模範音声を聞いて抑揚を捉えようとしても、アレアレ~、どうなってたかな~、と捉えようがない(>_<) てことがしばしば。
それを「見える化」するのが、このレッスンの第1の目的です。
まず 基本となる「抑揚三原則」を説明して、これをもとにテキストにラインを入れたり
それをもっとはっきり「見える」ように、五線譜ならぬ「三段譜」を書いたりします。
音符を見て歌うように、三段譜を見て音読すると、抑揚をつけやすいです♪
基本の抑揚を意識して読む練習をたくさんします。
それから、ごく短い文でポイント練習をしたり。
平音・激音・濃音を抑揚で区別する練習をしたり。
いろんな単語を入れ替えて抑揚が変わることを確認したり。
みなさん、すごく集中してがんばりました。
実践編の後半には、抑揚の違いを利用して平音と激音・濃音の違いを聞き取るリスニングもしましたが、
みなさん聞き分けることができるようになりました。
ヤンヘミ先生と生徒さん方のおかげで、私自身も抑揚についてあらためて整理して考えることができ、
楽しい時間を過ごすことができました(^_^)
ありがとうございました。
これからも、もっと分かりやすい説明と練習の仕方を工夫して、みなさんにお伝えできたら、と思っています。
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コメント
こんちは。
テキストに抑揚を書き込んでも
なかなか思い通りに再現できなかったのですが、
三段譜に書いたら分かりやすそうですね。
私もやってみます。ありがとうございます。
投稿: izumi | 2017年11月11日 (土) 16:02
>izumiさん
三段譜はほんとに目に見えて分かりやすいですよ~
ぜひやってみてくださいね!
「ひくたか」は「低中」、「たかたか」は「高高」にして、直前の語の終わりと比べて音の向きを捉えるのがコツです(^^)
投稿: ひがなお | 2017年11月12日 (日) 11:25