第51回韓国語絵本多読の会
月に一度の韓国語絵本多読の会。
今月は3月15日(日)に開催しました。
新型コロナで小さな集まりも自粛の世の中。
広い会場で間を空けて静かに絵本を読む会、むしろ開催して絵本でココロを癒していただけたら、と通常通り行いました。
みなさん外出を控えているでしょうし、果たして来てくださる方はいるかな・・・と心配でしたが、初めての方がお二人、常連さんが四人参加くださいました。
ところがこの日またうっかりして(以前もやらかしたことあり)、肝心の絵本を車に積み込むのを忘れて出発してしまうという大ボケ(>_<)
早めに気がついて引き返し、積み込んでまた会場に向かったのですが・・・約30分のロスになり、みなさんをお待たせしてしまいました。。。
予定を大幅に遅れて、みなさん一緒にようやく絵本を並べました。
Twitterを見て初めて参加されたお二人はハングル初心者とのことでしたが、文字の少ない赤いシールの絵本をたくさん楽しまれました。
意味がわからなくても絵と文字の形を見てるだけで楽しい!
絵だけで展開する文字のない絵本はなんとなくわかる感じ!
そうなんです。なんとなーく楽しいと感じればそれでじゅうぶん。
「わかる」「わからない」よりも「楽しい、面白い」「つまらない、面白くない」が大事です。
この日はこんな本を眺めていました。
韓国の伝統的なお正月の晴れ着、女の子編。繊細で美しい。
日本の絵本の韓国語版。だじゃれの言葉遊びを韓国語にしちゃったのがスゴイです。
日本の人気絵本。日本語版と韓国語版を読み比べ。
ぞうくん → 코끼리 형님 になるところがほーなるほどです。
韓国オリジナル絵本。ふんわり優しいタッチの絵。ママと子どもの日常と気持ちに共感します。
韓国の人気作家ペク・ヒナさん。人形も背景も細かく作り込んで、これは本自体も凝った作りになっています。
済州島4・3事件を題材にした絵本。巻末の注釈ページが詳しく充実しています。ベテランの方はこんな文章も読んじゃいます。
韓国語を始めたばかりの方も、検定試験上級の方も、同じ場で楽しめる。それが多読のいいところ!
最後にそれぞれ気に入った「今日の1冊」を紹介し合います。
この日選ばれた絵本たち
真ん中の3冊はいずれもペク・ヒナ作家の絵本。インパクトのある人形造形に引き込まれますね。ストーリーも文章もとても魅力的です。
みなさんに手伝っていただいて片付けたあとはお隣のサイゼリヤでお茶タイム。
今回は写真を撮り忘れました(^^;)
この3月4月に韓国旅行を予定していたのにやむを得ずキャンセルした、という方がお二人も。
日韓の往来ができなくなる日が来るとは・・・とみなさん悲しんでいました。
そしてこの1週間で欧米でも急速に悪化して、ついに全世界的に鎖国のような状態になってしまいましたね。。。
生きているあいだにこんなことがあるとは。
ほんとうに一日もはやく終息して、世界中の人びとと笑顔で直接会えるよう祈るばかりです。
4月の会も今のところは予定通り行う予定です。
4月19日(日) 502講座室
5月24日(日) 501講座室
6月21日(日) 502講座室
参加費 500円
情勢によっては予定を変更または中止の可能性もありますので直前にTwitterで確認してください。
お問い合わせ:higanao99@yahoo.co.jp
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