韓国語

2017年11月 8日 (水)

抑揚レッスン

先日、瀬戸市のヤンヘミ先生の韓国語教室で「抑揚レッスン」なるものをさせていただきました。

ヤンヘミ韓国語教室のブログ → コチラ


韓国語の抑揚(イントネーション)だけにフォーカスした単発レッスンです。


普段のレッスンでは文法や会話練習が中心で、抑揚だけを時間をかけて取り上げることはなかなか難しいのですが、じつは抑揚は韓国語においてとっても重要な要素です。

とくに日本語母語話者が苦手とすることが多い激音・濃音と平音の区別に欠かせません。

私自身、発音に関しては苦労してあれこれ工夫して自分なりに研究してきて、本当に抑揚の大事さを身に染みて感じてきました。


そんな話をヤンヘミ先生としていて、じゃあ抑揚だけに特化した特別レッスンをしましょう!

現在の進度に違いがあっても大丈夫だし、ほかのクラスの方たちと一緒に学べるいい機会になるし!

ということで始まりました。

昨年秋から今年にかけて3回行い、おかげさまで今回4回目。

ヤンヘミ先生の生徒さんたちはノリがよくて、熱心に取り組まれて、とてもやり甲斐があります。

今回は基礎編と実践編の2回連続として行いました。

抑揚は目に見えないし、模範音声を聞いて抑揚を捉えようとしても、アレアレ~、どうなってたかな~、と捉えようがない(>_<) てことがしばしば。


それを「見える化」するのが、このレッスンの第1の目的です。

まず 基本となる「抑揚三原則」を説明して、これをもとにテキストにラインを入れたり

それをもっとはっきり「見える」ように、五線譜ならぬ「三段譜」を書いたりします。

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音符を見て歌うように、三段譜を見て音読すると、抑揚をつけやすいです♪

基本の抑揚を意識して読む練習をたくさんします。


それから、ごく短い文でポイント練習をしたり。


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平音・激音・濃音を抑揚で区別する練習をしたり。


いろんな単語を入れ替えて抑揚が変わることを確認したり。

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みなさん、すごく集中してがんばりました。

実践編の後半には、抑揚の違いを利用して平音と激音・濃音の違いを聞き取るリスニングもしましたが、

みなさん聞き分けることができるようになりました。


ヤンヘミ先生と生徒さん方のおかげで、私自身も抑揚についてあらためて整理して考えることができ、
楽しい時間を過ごすことができました(^_^)

ありがとうございました。


これからも、もっと分かりやすい説明と練習の仕方を工夫して、みなさんにお伝えできたら、と思っています。

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2017年10月 2日 (月)

10月の「星をかぞえる会」

尹東柱の詩を学ぶ「星をかぞえる会」。

2か月に1度、名古屋大学東山キャンパス内の教室で研究会を行っています。

今回は主宰の先生と学生さん世代3名、私含め親世代3名の7名で集まりました。

まず先生が最近出た復刻版の一部のコピーをくださいました。


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中は縦書きです。


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右が1948年(尹東柱没後3年)に出た初版本の復刻版。
真ん中と左は同じもので1955年版の復刻版。紙の厚さなどが違います。


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今回は
간판(看板) 없는 거리
태초(太初)의 아침
또 태초(太初)의 아침
새벽이 올 때까지

の4つの詩編を読み、解釈や感想を述べ合いました。

停車場、プラットフォーム、ガス灯、電信柱など近代都市を想起させることばと、
季節や自然を思わせることばが一つの詩の中に融合している・・・

旧約聖書の世界観が色濃く見えるが、必ずしもすべてキリスト教的観点とは限らない…

などなど、いろいろ教えていただきました。

その中である方の感想にビックリ!

L'Arc~en~Ciel の曲の歌詞を思い起こさせる、通じるモノを感じる、というのです。

前回は学生さんが、あるK-POPのイメージと繋がる、とその歌を皆で聴いたりしました。

こういうのがとても面白いです!

一人で読んでいるだけでは気づくことのない、イメージの広がりを感じることができます。


それから今回もK-POPを1曲歌詞を読んでからYouTubeで聴きました。


後半は尹東柱の評伝を読んでいきます。

なかなか持って回った表現や、地名人名がわんさか出てくるので時間がかかり、3ページと少ししか進まず、まだ第1章が終わりません。

まだドンジュの曾おじいさんやおじいさんの話です(^^;)


次回は12月。楽しみです。

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2017年8月 7日 (月)

尹東柱の詩を学ぶ「星をかぞえる会」

6日(日)は「星をかぞえる会」に参加しました。

韓国の国民的詩人といわれる尹東柱の詩を読み学ぶ会。

名古屋大学東山キャンパス内のとある教室で2か月に1度ですが、6月には日程が合わず4月以来ようやく2度目の参加です。

4月の会の記事 → 

今回はドンジュの詩2編を読みました。

돌아와 보는 밤 帰ってきて見る夜 (1941年6月)

새로운 길 新たな道 (1938年5月)


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『帰ってきて見る夜』は題名の通り、夜の暗闇の中に深く沈んでゆくような静寂を感じる詩です。

最後の部分

가만히 눈을 감으면 마음속으로 흐르는 소리,
이제, 사상(思想)이 능금처럼 저절로 익어 가옵니다.

じっと目を閉じれば 心の内へ流れる音、
いま、思想が林檎のように自ずから熟れてゆきます (拙訳)


詩人には自らの心の内の思想が熟していく音が聞こえるのでしょうか。


もう一つの『新たな道』は、打って変わって明るい光に満ちたような牧歌的な詩です。

내를 건너서 숲으로
고개를 넘어서 마을로
・・・・・・

小川、森、峠、村、たんぽぽ、カササギ、娘、風・・・・・・

童話の世界のようなことばが並びます。

約3年のあいだにドンジュの詩の世界に変化があったのか
それともひとりの人間の様々な側面とみるか。

もちろんたった2編だけでは何も言えませんが、この短い2編だけでも興味深く味わえます。


それから学生さんの紹介でK-POPの歌詞を2つ読んで、YouTubeでMVを一緒に見ました。

백아연 / 이럴거면 그러지말지  →  

권진아 / 끝 → 
 
どちらも再生数がすごくて人気なんですね。

現代のことばの感覚のようなものが声や表情、楽曲、映像を通して感じられるような気がします。


今回はいつもより早く終わったので、尹東柱の評伝を読む時間がありませんでした。

もっとどんどん読んできたいのですが。。。


次回は10月。楽しみです。

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2017年6月25日 (日)

동사의 맛 教保文庫のメール

教保文庫で書籍をオンライン購入すると、毎日のように広告メールが来ます。

毎日ざっと見るだけで勉強になります。

このごろ時々 동사의 맛 「動詞の味」という漫画が連載されていて、なかなか面白いです。

文章の校正専門家が書いたものが原作で、毎回似た動詞の微妙な違いを、ストーリーをからめて説明しています。


Photo


今日の동사의 맛 第7回


今回は 닿다 と 대다

文字が小さくて見難いので画面を拡大して見ています。

これまでのものも見られます。 → コチラ


考えてみると、もう何年も教保文庫のメールを見る生活をしているおかげで、毎日自然な韓国語に触れることができます。

韓国を代表する書店の広告ですから、語彙も安心できます。


本1冊を読むのはハードルが高い、と感じる方もこんな広告やメールを気軽にどんどん読むとよいのでは、と思います。

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2017年5月 1日 (月)

尹東柱の詩を詠む「星をかぞえる会」

昨日「星をかぞえる会」に初めて参加しました。

先日刈谷での絵本多読の会に来られたFさんに尹東柱(ユンドンジュ)の詩を詠む会があるとお聞きし、さっそく連れて行っていただきました。

場所は名古屋大学キャンパス内のこじんまりした教室。

研究員として尹東柱の研究をされている先生が主催され、今回で3回目だそうです。
(5月3日訂正:正しくは今回で4回目でした)

今回の参加メンバーは学生さん5人と私を含め親世代3人。

学生さんはやはりK-POPファン、とか
小中学生のとき親が韓ドラにはまり一緒に見るうち興味を持った、とか
韓流ファン2世とでもいうべき方々が育っているな~、と実感しました。


今回一緒に詠んだ詩は2編

「위로(慰労)」

「팔복(八福)」

(5月3日追記:関連の深い「병원(病院) 」 と「슬픈 족속(悲しい族属)」も詠みました)

延世大学のサイトで見ることができます。

当日、直筆原稿のコピーもくださり、とても興味深いです。


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ざっと訳してから、日本語版をいくつか比べて見たり、それぞれの解釈や疑問を話したり。


また、現代の詩として学生さんが提起してくれたK-POPの歌詞を訳してみたり。


それから韓国で出ている評伝を少しずつ読んでいきます。

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まだ第1章の始めのほうだけ。
ドンジュの生家は旧満州でけっこう裕福な地元の名家だった、というところ。

当時第1次世界大戦で疲弊したヨーロッパに、満州から豆を輸出して農家は大もうけしていた、というところが印象深いです。
いつの世も戦争で苦しむ人々がいる一方、戦争のおかげで豊かになる人々がいる・・・


もっとどんどん評伝を読み進めてドンジュの詩を深く味わいたいです。


終了後はみんなでランチ。
いろいろおしゃべりも楽しみました。

「星をかぞえる会」は2か月に1度。
次回は6月。
楽しみです~(*^_^*)

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2016年12月25日 (日)

はじめてのTOPIKⅡ名古屋スペシャル

ミレ韓国語学院の前田先生によるスペシャル講座「はじめてのTOPIKⅡ」に参加しました。

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前半は 듣기 過去問を4BDディクテーションして、シャドーイング、音読、スラッシュリーディング・・・。

TOPIK対策でもあくまで前田式。

やはりこうして確実に語彙を増やし、流れをつかむ力、理解力、推測力をつけていくしかないんですね。


後半は 쓰기。

まず日本語で考える。

かたいテーマや抽象的な言葉は難しいと感じがちだが、じつは難しくない!かんたん!どうってことない!
と何度も「難しく考えない」ことを強調されていました。

この「難しいと思わない」ことが難しい、とおっしゃる方も多いのですが・・・

また、쓰기の模範解答を読解として訳してみたり、書き写したり、覚えて書いたり、という学習方法はとても効果的だと思いました。


TOPIK過去問は信頼できるエッセイ集、コラム集と思って楽しみとして読んだり聞いたりしよう、
という言葉に、そうそう!と今日いちばんのツボでした。

ほんとにTOPIKの文章って楽しいです。
いろんな話題、いろんなスタイルの文章が短くコンパクトにまとまっていて読みやすくて、へえ~と思う内容もたくさんあります。

もっと皆さん、試験問題を楽しんで読みましょう(^^)/


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2016年12月 1日 (木)

ハンガンネットセミナー名古屋

11月27日(日)名古屋マルマダン教室にて、ハンガンネットセミナーに参加しました。

ハンガンネットについては → コチラ

名古屋での開催は初めてです。

今回のテーマは「会話レッスン」

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マルマダンのエース講師チョン先生が、西江大学テキストを使用した授業の実例を惜しげ無く披露してくださいました。


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授業の場ではテキストの文を日本語に訳すことはしない。

予習をしてきて意味はわかっている、完全暗記しているという前提で、どんどん声を出す。

そんなことが可能なのか・・・と思いましたが、チョン先生の情熱と確かな授業スキル、ユーモアを交えた楽しい雰囲気作りが生徒のヤル気を引き出し、それを可能にしているのか、と納得しました。


いろいろ学ぶことが多いセミナーでした。


終了後は韓国料理店で懇親会。

韓国男子である先生お二人がかいがいしくサムギョプサルを焼いてくださいました。


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お世話いただいたハンガンネット世話人の方々のおかげで楽しく有意義な会となりました。
ありがとうございました。

私とチングのささやかな教室活動に、これから活かしていくよう頑張ります。


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2016年10月13日 (木)

チェッコリとハングルデザイン展

連休に東京へ行ってきました。

神田神保町のチェッコリ
1年ぶり2回目です。


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ちょっとだけ広くなっていました

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栄養チャルトクとコーヒー
美味しかったです(^^)


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チェッコリ金曜店長で韓国語多読の会主宰者のなおこさんに色々お話を伺って、絵本も何冊か購入しました。

なおこさんのブログでは、絵本の動画など多読多聴のコンテンツを紹介してくれています。


四ツ谷の韓国文化院で現在開催されている「『訓民正音』とハングルデザイン」展も見てきました。
詳しくはコチラ

写真OKということで、いくつか紹介します。


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これがとくに面白かったです。声調:光、音、彫刻 チャン・スヨン作

ハングル創製当時には、音の高低を表す声調点(傍点)が記されていました。
声調は今日も一部方言に残っているけれども、表記する声調点は無くなってしまいました。

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この作品は、声調の発音と表記を、彫刻や光、音で視聴覚的に表現しています。
감 という文字の三種の発音を、音源分析によってグラフにしたものを木製の浮彫の分解書きで表し、左の束ね書きの文字が点灯すると、該当する発音がスピーカーから流れ、ほほう~と理解できます。

ほかにも興味深い作品ばかりでした。

こじんまりとして無料ですから、10月28日までの会期中に機会があれば、ぜひ。

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2016年5月27日 (金)

第46回TOPIK結果

去年秋に引き続き、今年春のTOPIKⅡ(韓国語能力試験)受けました。

昨日結果が出てたんですね。
見てみました。

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なんかデジャヴ、て感じです。

    前回 → 今回
쓰기   67 → 69
듣기  100 → 100
읽기  96 → 98


総計 267  平均 89 で またしても目標の9割に届かず。

やはりスギがネックです。

最後の作文を書き出すまでに時間かかりすぎでした。
焦って整合性のない文になってしまったと思います。


それにしても自分の作文がどう採点されたか知りたいです!
せめて得点内訳だけでも教えてほしい~

コンピュータ-処理しているんだから不可能ではないと思うんですが・・・


まあ、まだまだ修行しろ、てことですね。


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2016年4月13日 (水)

はじめての韓国語通訳 2日間集中講座2

集中講座2日目です。

①クイックレスポンス(即時訳出) : 司会シナリオや挨拶文から、典型的な表現やフレーズなどを取り出したものを、韓→日、日→韓どちらにも瞬時に出せるよう練習。
それからペアになって確認、練習。これがけっこう楽しいです♪


②ロールプレイ : ①で覚えた(はずの)フレーズが出てくる、実際の晩餐会の司会やフォーラム挨拶音声を聞きながら順に通訳していきます。
1~2文ずつ訳していくのですが、やはりこれが覚えていられない。メモを取りながらでも、あれ?となってしまう(>_<)
つっかえるとよけい焦って冷や汗モノでした~(°°;)))


ぐったり疲れたところでお昼休憩。

今回の講座はお弁当付きですヽ(´▽`)/

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マルマダン御用達の韓国料理弁当。
ワカメスープも付いています。もちろんご飯も。

美味しかったのですが、やはり午後の通訳パフォーマンスが心配で喉を通らず、食べきれずにご飯はほとんど持ち帰りました。


③ノートテーキング&リプロダクション(メモと再現) : 通訳のメモ例、メモの取り方など紹介のあと、実践練習。
これが難しかったです!
音声にとてもついていけない。

日本語をメモしながら聞いて、日本語で再現する。
できそうでできない~(@Д@;

韓国語ニュースをメモしながら聞いて、日本語訳再現にもトライ。

何度かやってみたのですが、私のメモはこんな感じ。

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いろんなノートの例も教えてくださいましたが、矢野先生がおっしゃるには、ノートはあくまで補助で、ノートは記憶の邪魔をすることもある、と。


最後は、事前に用意したプレゼン原稿で逐次通訳パフォーマンスです。

みなさん、しっかり準備されてきたようで素晴らしいパフォーマンスの連続でした。

私も何とか大きな事故はなくやり切りました。


そして最後に矢野先生から一人一人について講評です。

私はパッチムに母音がついている日本人的発音、と指摘され・・・

気をつけているつもりでも、まだまだなんだ~、とガックリ il||li _| ̄|○ il||li

でもこれからの課題をいただけて、いろんな練習法やスキルを学ぶことができて、充実した2日間でした。


この講座の参加者は私を含め9名。
いちばん若い方はかわいい高校生でした!

お互いに刺激を受け、いいつながりができたことがとても嬉しいです。

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